【初心者に最適】“プチ”増量・減量サイクル(やり方・期間)解説|成功のコツ5つ

増量・減量サイクル

🟧筋肉つけたいけど、いつまでダイエット続ければいいの…?

🟧コンテスト目指してないけど、カッコいい身体をつくりたい…

🟧減量・増量の期間、体重の増減ペース、やり方を詳しく知りたい!

「コンテスト出るほど意識高くないけど、カッコいい身体になりたい!」と思いますよね。

わたしもコンテストには出ませんが、プチ増量・減量サイクルで身体を変化させることができました。

この記事を書くわたしは、サラリーマンをしながら20kg以上のダイエットに成功。

体脂肪率も3%台まで絞った経験があります。

この記事を書いてる人
  • 筋トレ・ダイエットはゆるくても継続できるが勝ち
  • SaaS企業の人事サラリーマン
  • 2017年からボディメイク継続中
  • 体重80kg→20kg以上のダイエット成功
  • 体脂肪率max27%→min3%
  • 忙しいサラリーマンが実践できるボディメイク情報

この記事ではコンテストを目指さない方向け、「プチ増量・減量サイクル」のやり方を解説。

記事内容を実践すれば、メリハリのあるカッコイイ身体に近づけます。

※ダイエット・ボディメイクを1年以上続けている方向けの内容となります。

ダイエット初心者の方はダイエット1年間ロードマップを参考にしてみてください。

増量・減量のサイクルがメリハリのあるカッコイイ身体をつくります。

ただ、コンテストを目指さない方は本格的な増量・減量サイクルは不要。

「プチ増量・減量サイクル」でのボディメイクが負担が少ないため、おすすめです。

目次

増量・減量サイクルとは

増量と減量の期間を分けて、繰り返しおこなうことを「増量・減量サイクル」と呼びます。

減量・ダイエットは体重を減らすのに対して、筋肉を増やすためには増量が必要。

つまりダイエットと筋肉を増やすことは真逆の行為、減量・ダイエットと筋肥大の両立は不可です。

筋肉を増やす(増量)の仕組み

摂取カロリー(食事量)>消費カロリー(活動量)

ダイエット(減量)の仕組み

消費カロリー(活動量)>摂取カロリー(食事量)

筋肉を増やす期間(増量)、身体を絞る期間(減量)を分けることで、メリハリのあるカッコイイ身体に仕上がります。

増量を一気におこなっても、筋肉だけでなく余計な脂肪もついてしまいます。

一気に減量をしても、筋肉を削ってしまう。

少しずつ筋肉を増やし、脂肪を落とす、この繰り返しでメリハリのあるカッコイイ身体をつくれます。

慣れてない初心者は”プチ”増量・減量サイクルがおすすめ

増量・減量サイクルがおすすめ

本格的な増量・減量サイクルは、コンテストを目指している競技者の方が実践しています。

一般的なボディメイクに、本格的な増量・減量サイクルは不要です。

コンテストは目指すほどではないけど、カッコいい身体になりたい方は「プチ増量・減量サイクルが」おすすめ。

理由は3つあります。

  1. 身体に負担がかからない
  2. 体重の大幅な増減が少ない
  3. 見た目が悪くならない

本格的な増量・減量サイクルは、体重の増減幅が大きく身体への負担も大きいです。

一般的なボディメイクでは、再現性も低く、健康面でもよくありません。

プチ増量・減量サイクルであれば、ある程度体型を維持しながらボディメイクできます。

プチ増量・減量サイクルの考え方・やり方

プチ増量・減量サイクルは、通常よりも短い期間で小さな増減幅でのサイクルをおこないます。

具体的な考え方・やり方を解説していきます。

  • 増量と減量どっちを先にするのか?
  • 【増量へ切り替えるタイミング】いつまで減量(ダイエット)を続けるのか?
  • プチ増量・減量サイクルの期間 体重増減ペースの目安

増量と減量どっちを先にするのか?

ぽっちゃり体型、腹まわりなど気になる方は減量、ダイエットから始めましょう。

ある程度絞れている状態の方が、体重の増減幅も少ないため負担が少ないです。

まずはダイエットを本格的に挑戦したい方は、初心者のダイエット始め方の記事を参考にしてみてください。

【増量に切り替える目安】いつまで減量(ダイエット)を続けるのか?

増量に切り替える目安は「Tシャツ1枚で痩せてみえる身体」状態です。

腹筋が割れるほど絞る必要はありません。

ある程度痩せれば、思いきって増量に切り替えることが重要です。

中途半端だと身体は変わらない

わたしも過去、腹まわりの脂肪が気になり、ダイエットと筋肥大を両立しようとしていました。

しかし結果は、腹筋も割れない、筋肉も増えない状態が1年以上…

写真でもわかるように、ダイエット後の1年間でほぼ変わっていません。

みなさんも私と同じような後悔をしないでほしい…

増量と減量は、メリハリをもって取り組んでいきましょう。

プチ増量・減量サイクルの期間 体重増減ペースの目安

増量・減量サイクル

増量は3ヶ月で10%体重を増やす」「減量は2ヶ月で5%体重を減らす」サイクルで進めましょう

プチ増量・減量サイクルのイメージ

  • 増量
    • 3ヶ月間で体重の10%を増やす
  • 減量
    • 2ヶ月間で体重の5%を減らす

体重60kgの場合のプチ増量・減量サイクル

STEP
1回目の増量・減量サイクル
  • 3ヶ月間で66kgまで増量
    • 60kgの10%増量
  • 2ヶ月間で63kgまで減量
    • 66kgの5%減量
STEP
2回目の増量・減量サイクル
  • 3ヶ月間で69kgまで増量
    • 63kgの10%増量
  • 2ヶ月間で65.5kgまで減量
    • 69kgの5%減量
STEP
1年間のプチ増量・減量サイクルで65.5kgの身体に仕上げる

減量期に意識したいポイント【3つのコツ】

減量期をうまく進めるためにも、いくつかポイントを抑えましょう。

具体的には3点あります。

  1. 腹筋が割れるまで絞らなくてよい
  2. 減量期のカロリー・PFCの考え方
  3. 増量期に切り替えるときの注意点

①腹筋が割れるまで絞らなくてよい

腹筋が割れるまでは絞る必要はありません。

デメリットが大きく、具体的に3つの理由があります。

  • 「ハードな筋トレ・有酸素運動・キツい食事制限」が必要
  • 筋肉量が少ないなかで絞っても、ガリガリ体型になってしまう
  • 腹筋を割っても、1ヶ月程度で消えてしまう

サラリーマンや一般のダイエットで腹まわり意識しすぎるのは危険です。

Tシャツ1枚で痩せて見える身体」になれば増量に切り替えましょう。

②減量期のカロリー・PFCの考え方

減量期では下記3つの数字を計算して把握しましょう。

  1. メンテナンスカロリー
    1. 体重が増えも減りもしない、維持カロリー
  2. ダイエットカロリー
    1. 減量するための目標カロリー
  3. PFC
    1. タンパク質(P)脂質(F)糖質(C)の割合

具体的な計算方法を紹介します。

ご自身のカロリー・PFCの目安を計算してみてください。

減量期のカロリー計算

STEP

※運動まったくしていないor週1の運動頻度の方は、活動レベルを「1.3:静的な日常」を選択

STEP
減量期のカロリー=メンテナンスカロリー×90%

健康的に痩せていくための目安のカロリーになります。

大幅なマイナスカロリーは、負担が大きくなるため避けて下さい。

減量期のPFC

STEP
タンパク質(P):体重×2g
STEP
脂質(F) :ダイエットカロリーの15%
STEP
糖質(C) :ダイエットカロリーからタンパク質と脂質のカロリーを差し引き

③増量期に切り替えるときの注意点

増量・減量サイクルの注意点

減量・ダイエットから増量に切り替わるタイミングは注意が必要。

身体は減量・ダイエットにより、基礎代謝が下がり、疲労が溜まっている状態です。

丁寧に切り替えないと、リバウンドなど予期せぬ状況になるため、3つの点を注意しましょう。

増量切り替えタイミング3つの注意点
  1. ジャンクフード・砂糖の摂取は極力避ける
  2. 徐々に食事量を増やしていく、一気に増やしてはいけない
  3. 減量・ダイエットの運動習慣を1週間は続ける

ジャンクフードや砂糖は、食欲を乱します。

食欲が乱された結果、「爆食い・キレ食い」など食欲が止まらなくなります

せっかくダイエットでつくりあげた身体が、1週間で台無しになってしまうケースも…

また減量中の身体は代謝が下がり、エネルギーを吸収しやすい状態です。

増量だからといって、一気に食事量を増やしてしまうとリバウンドの原因となります。

2つの目安を基準にして、1週間ごとの身体の変化をみていきましょう。

増量へ切り替え後の1〜2週間でのポイント

🟧ダイエット時のカロリーの20%増を目安に摂取

🟧身体の変化を観察、体重が落ちていれば徐々にカロリーを増やす

増量期に意識したいポイント【2つのコツ】

増量を成功させるために意識したいポイントについて紹介します。

具体的には2点のことを意識しましょう。

  1. リーンバルクで増量する
  2. 増量期のカロリー・PFCの考え方

①リーンバルクで増量する

増量はおもに2種類の方法があります。

  • リーンバルク
    • 食材や、加工度の少ない食品などをメインに摂取、クリーンな食事での増量
  • ダーティーバルク
    • ジャンクフードなども利用して、とにかく摂取カロリーを増やしていく増量

オススメの増量方法はリーンバルク。

ダーティーバルクの場合、体重を簡単に増やすことができますが脂肪も多くつきます。

脂肪が増えると、減量の負担が大きく過度な減量になり、筋肉を削ってしまう可能性が高いです。

できるだけリーンバルクで増量は進めましょう。

ダーティバルクをオススメしない理由
  • 体重は増えるが脂肪も多くついてしまう
  • 脂肪が多くついてしまうため、減量での負担が大きい
  • 過度な減量は筋肉を削ってしまう可能性がある

②増量期のカロリー・PFCの考え方

ベースとなるのは、ローファット(低脂質)での食事です。

脂質を抑えて、タンパク質を確保、糖質の量を増やしていきましょう。

コンテストを目指す方でない限り、増量だからといって大幅にカロリーを増やす必要はりません。

具体的にはメンテナンスカロリーから+150kcal~250kcalを目安に増やしましょう。

増量時の目安のカロリー

🟧メンテナンスカロリー+150kcal〜250kcal

増量は+300kcal〜500kcalとの情報が多くありますが、あくまでもコンテスト目指す方向けの内容です。

サラリーマンなど一般の方だと、脂肪も多くついてしまうため減量で苦労します。

カロリーも体重も、少しずつ増やしていくことを意識しましょう。

具体的なPFCは下記のイメージです。

増量期のPFC

STEP
タンパク質(P):全体カロリーの25% 体重×2g
STEP
脂質(F) :全体カロリーの15〜20% 体重×0.5g〜0.7g
STEP
糖質(C) :全体カロリーの60% 体重×5g〜6g以上

まとめ:プチ増量・減量サイクルでカッコいい身体に

増量・減量サイクル

ダイエット・減量と筋肥大の両立を求めて、中途半端な状態では身体は変わりません。

メリハリのある身体を目指すのであれば、プチ増量・減量サイクルを実践していきましょう。

プチ増量・減量サイクルのイメージ

  • 増量
    • 3ヶ月間で体重の10%を増やす
  • 減量
    • 2ヶ月間で体重の5%を減らす

体重60kgの場合のプチ増量・減量サイクル

STEP
1回目の増量・減量サイクル
  • 3ヶ月間で66kgまで増量
    • 60kgの10%増量
  • 2ヶ月間で63kgまで減量
    • 66kgの5%減量
STEP
2回目の増量・減量サイクル
  • 3ヶ月間で69kgまで増量
  • 63kgの10%増量
  • 2ヶ月間で65.5kgまで減量
  • 69kgの5%減量
STEP
1年間でプチ増量・減量サイクルで65.5kgの身体に仕上げる
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この記事を書いた人

-筋トレ・ダイエットは【ダラダラ・ゆるくでも継続が勝ち】-

◆名前:からしん
◆年齢:30代前半
◆職業:SaaS企業の人事
◆家族:嫁さん 子供1人

◎サラリーマンしながら2017年から筋トレ継続
◎ローファットで80kg→20kg以上のダイエット成功
◎体脂肪率:max27% min3%
◎コンテスト出ない・意識高くないトレーニー

サラリーマンが忙しい中できる範囲のボディメイクの情報を発信

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